TrueCryptの小ネタ マウントポイントの指定
TrueCrypt for MacOSXでマウントポイントを指定する小ネタ。
マウントポイントの指定はパスワード入力時の「Option」から出来るけれども、ちょっと面倒くさい。
Linux版とMacOSX版はコマンドラインからTrueCryptを実行できるので、その方法の備忘録。
$ /Applications/TrueCrypt.app/Contents/MacOS/TrueCrypt -t -k "<キーファイル>" --protect-hidden=no <暗号化コンテナ> <マウントする場所>
"t" オプションはテキストモード。付けないとGUIのTrueCryptも起動される。
隠しコンテナがある場合は " --protect-hidden=yes" 。
パスワードは指定せず、実行途中で入力。
(参考:TrueCrypt - Free
Open-Source Disk Encryption - Documentation - Command Line Usage)
「マウントする場所」は、当然、ホームフォルダのどこか。
例えば、 "/Users/<アカウント名>/Documents/EncryptFolder/"。
ここで、"Documents" フォルダの中に "EncryptFolder" は存在していない。
既存のフォルダを指定したら、最悪、そのフォルダの中のファイルが壊れると思うので、要注意。
マウントすると、デスクトップにアイコンが表示され「マウントする場所」には指定した名前のエイリアス(?)が表示される。
デスクトップに表示されるアイコンが必要ないなら、OSXの拡張属性で不可視にしておくとすっきりとする。
(参考: マウントされた仮想ディスクのアイコンを隠す小ネタ: メモノメモ)
ターミナルでいちいちコマンド打ち込みしなくても、Automatorでワークフローを組めば簡単。
以前に、この「予期しない再起動した後に、/Volumes に重複したマウントポイントが作成される」トラブルが何度か発生した。
その結果、バックアップソフトで接続した外付けHDDにバックアップをしていたつもりが、その「偽」フォルダ(MacBook内蔵HDD)にせっせとバックアップ(笑)していた。
その対策にはなりそう。
使い方はいろいろと。
メモ
dmgファイルをマウントする時のマウントポイントの指定。
デフォルトではDiskImageMounter.appが自動的に /Volumes にマウントする。
マウントポイントを指定したい場合は、hdiutilコマンドで指定。
例えば、デスクトップの"ImageFolder" としてマウントする場合、
$ hdiutil attach -mountpoint /Users/<アカウント名>/Desktop/ImageFolder/ <ディスクイメージファイル名>
TrueCryptと同じく、既存のフォルダをマウント先として指定はしないほうがいいだろう。
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