ペットボトルのマテ茶を飲み比べ｜ハイピース『マテ茶』vs. コカコーラ『太陽のマテ茶』

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超大手のコカコーラが『太陽のマテ茶』を発売し、一気に知名度を高めたマテ茶ですが、実はそれ以前からペットボトルのマテ茶は販売されています。

株式会社ハイピースの、世界のお茶シリーズ『マテ茶』です。

ハイピースは福井県の会社で、有機のお茶や、北陸のお茶（『加賀棒茶』や『越前玄米茶』など）、世界のお茶シリーズではルイボス茶や黒豆茶のほか、『さくら緑茶』といった面白いお茶を作っています。（商品情報）

店頭ではあまり見かけませんが、ここの世界のお茶シリーズ『マテ茶』が手に入ったので『太陽のマテ茶』と飲み比べてみました。
（以下、ハイピースの『マテ茶』は、一般名のマテ茶と勘違いされないように『世界のお茶・マテ茶』と書いています）

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（『太陽のマテ茶』（500ml）と『世界のお茶・マテ茶』（330ml）。）

＜パッケージ＞
『太陽のマテ茶』
赤とオレンジを基調として、中央に太陽をイメージしたアイコンを配置。
「LATIN BIORHYTHM MATE　★　PLAY! EAT! DRINK MATE」の文字。
裏面に、「脂っこい料理屋肉料理が多めなあなたにこの1本！飲みやすくて後味すっきり。マテ茶は、肉料理の多い南米を中心に昔から親しまれているお茶です。食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」「マテ茶葉には、レタスに比べて約25倍*の食物繊維やカルシウムが豊富に含まれています。（*100g当たり、当社調べ）」。

『世界のお茶・マテ茶』
緑を基調として、オニオオハシと熱帯ぽい樹木・花を配置。
（同時発売の『ルイボスティー』が赤褐色を基調としていて、好対照となっている）
裏面に、「南アメリカ原産のイエルバ・マテの茶葉から抽出したお茶です。芳ばしくスモーキーな味わいのハーブティーです。」。

＜水色（すいしょく）＞
水色（すいしょく）は、『太陽のマテ茶』の方が、『世界のお茶・マテ茶』よりも、少し赤茶色が強い。
『太陽のマテ茶』の配色が赤色中心なので、それに合わせて暖色系に仕立てたのかもしれません。

（左側が『太陽のマテ茶』、右側が『世界のお茶・マテ茶』。）

＜香り＞
『太陽のマテ茶』を飲んだ人の感想で「ほうじ茶みたい」というものをよく見かけます。『太陽のマテ茶』は『世界のお茶・マテ茶』よりも焙煎香が強いです。

『世界のお茶・マテ茶』は、スモーキーな焙煎香もありますが、草っぽい香りが少しします。表現が難しいのですが、全然キツくないけれども、焙煎香の後に香るという感じ。
『太陽のマテ茶』を飲んだ人の感想に「牧草の香り」というのもあります。『世界のお茶・マテ茶』を飲んだらもっと強く感じるのではないでしょうか。

＜風味＞
『太陽のマテ茶』は、香り強めで、飲み口すっきり。私の正直な感想は「薄い」。
一口目は風味よく感じられるけれども、二口目からは水っぽさを感じてしまって、物足りない。
肉食と合わせて飲むことが薦められているように、水代わりにすいすいと飲むには良さそう。

『世界のお茶・マテ茶』は、味がしっかりしていて、二口目、三口目でもマテ茶の風味を充分に感じられます。
冷やして飲んでも、香りや口に含んだ後の風味はしっかり。
マテ茶の成分も『太陽のマテ茶』と同程度かそれ以上は入っていると思うので、同じように、肉食と合わせて飲むのも良さそうです。

本格的に飲みたいなら茶葉で煎れることを薦めますが、「マテ茶というハーブティ」を手軽に楽しみたいならハイピースの『世界のお茶・マテ茶』を薦めます。
ただ、取り扱い店が少ないのが残念。通販でまとめ買いするか、ハイピースは有機茶も作っているので、輸入食材店よりは健康食品の店で見つかりやすいかもしれません。

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＜成分＞
『太陽のマテ茶』・・・エネルギー：0kcal、たんぱく質・脂質・炭水化物：それぞれ0g、ナトリウム：12mg

『世界のお茶・マテ茶』・・・エネルギー：0kcal、たんぱく質・脂質・炭水化物：それぞれ0g、ナトリウム：0mg

どちらにも、食物繊維の記載はありません。
（参考：『太陽のマテ茶』｜マテ茶に含まれる食物繊維について、もう少し詳しく調べてみた）

マテ茶の香りと味に好き嫌いはあるでしょうし、飲み慣れないものだから個人差があると思います。

『太陽のマテ茶』を飲んで、もっとマテ茶を飲んでみたいと感じたら、ハイピースの世界のお茶シリーズ『マテ茶』を試してみるのも面白いと思います。
舌と味覚の経験値が上がるでしょう。

メモ
今回、『太陽のマテ茶』500mlボトルを１本と、『世界のお茶・マテ茶』330mlボトルを２本で飲み比べ。
こっちを少し飲んで、そっちを少し飲んで、と公平に飲み比べていたつもりでしたが、結局、ハイピースの『世界のお茶・マテ茶』の方が先に無くなりました。

飲み比べてみてよく分かったけど、『太陽のマテ茶』は二口目から水っぽさを感じてしまい、ただ飲むだけだと物足りなくなったのでしょう。一方、『世界のお茶・マテ茶』の方は飲み飽きなかった。

次は、焼き肉食べながら飲み比べてみようかな。
ビールの誘惑には勝てないと思うけど（笑）

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