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2013年1月 7日 (月)

世界的ヘリウム不足のためTDLが風船の販売中止。一方、中国は「水素」を使った。

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世界的なヘリウム不足のため、MRI(核磁気共鳴断層撮影装置)を扱う医療や、光ファイバーや半導体の製造、低温工学の研究の現場などに大きな影響が出ている。
身近なところではヘリウムは、お祭りや遊園地の風船で使われている。
東京ディズニーランドが、キャラクター風船の販売を中止したことはニュースで大きく取り上げられた。TDLで残念な思いをした人も多いことだろう。


ヘリウム不足は中国でも同じで、中国国内のヘリウム価格も高騰している。

そこで、中国の風船販売業者は「水素」を使いつづけた。 ( ;゚Д゚)


山東省のテレビ局、山東放送局(山东广播电视台)の1月5日報道。

氢气冒充氦气填充卡通气球 成本省十倍有爆炸危险(キャラ風船にヘリウムガスと偽って水素ガスを使用 コストは10分の1だが爆発危険)(齐鲁网|1/5)
(*)ニュース動画あり。

山東省の省都 済南市の中心にある泉城広場、ここで売られている子供向けのキャラ風船に「水素」が使われている。
洛陽市では1歳の女の子が風船を持って遊んでいたところ、突然に爆発。女の子は酷い火傷を負って、亡くなったそうだ。


取材班は泉城広場で風船を買い、ライターの火を近づけて実験してみた(真似をしないで下さい)

201301helium001


燃焼したガスが、バーナーの様に噴き出していて非常に危ない。

201301helium002
201301helium003


中国当局は、2006年に風船への水素の使用を禁止したが、記者の取材に対して風船売りの男性は「故意に火を近づけなければ燃える事はない」と答えている。未だに守られていないようだ。

201301helium004


中国では、1立方mあたりのヘリウムガスの価格は135元で、水素ガスは12元。風船ひとつあたりのガスの原価は、ヘリウムが2元7毛で水素は2.4毛と10倍近く違っている。
そのため多くの販売業者が、ヘリウムと偽って水素を使った風船を売っているという。


中国では以前から、水素入りの風船が爆発する事故は起こっていて(参照)、5年前のヘリウム不足の時には大事故も起きている。

中国甘粛省蘭州市にある蘭州電力学校で16日、運動会で用意した風船1500個が引火、爆発し、学生ら約80人が負傷した。うち約30人はやけどなどで重傷を負ったが、生命に危険はないという。

風船爆発、80人負傷 中国甘粛省(47NEWS|2007/09/17)


中国では、風船にも注意。



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メモ
改めて調べてみたら、年末に、日本語ニュースになってたよ。
水素風船の爆発で1歳女の子が死亡、全身黒こげの状態に(マイナビニュース|12/27)

まあいいや(苦笑)



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