【H7N9鳥インフル】早期の診察と治療が重要。上海の男の子（4才）はすでに退院している。

北京でのはじめての感染者（7才女児）。集中治療室から普通病室に移るところ。
（北京首例H7N9患者转入普通病房 想看动画片_中国广播网より）

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中国で感染者数が増えている鳥インフルエンザ（A/H7N9）。
日本メディアの報道でも、河南省など内陸地域にも感染が拡大し、北京市では7才の女児に続いて4才男児に感染が確認された、と報道されている。

しかし、なぜ上海の4才男児はすでに快復して退院していることをもっと報道しないのだろうか？

北京のはじめてのH7N9鳥インフル感染者の7才女児も快復し、集中治療室（ICU）から普通病室にうつっている。
数日中に退院することだろう。

ーー（追記：2013/04/17）ーーーー
退院しました。

北京首例H7N9患者康复出院（凤凰网）
ーー（追記ここまで）ーーーーーーー

危機感を伝えることは、確かに重要だ。
しかし、発熱や咳など発症をした人、特に子供の場合は、早期の診察と早期の治療が極めて重要であることもまた報じるべきではないだろうか？

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上海市に住む李くん（4才・男）は、3月31日に39℃の高熱を出し、翌4月1日には地域の病院で診察を受けた。3日には、36℃の平熱に落ち着いている。
そして、10日には退院をしている。
（H7N9鳥インフルウイルス検査は、2日に陽性が確認され、北京の中国疾病予防対策センターでの再検査の後の4日に感染確認が発表された）

上海一例4岁人感染H7N9禽流感病患康复出院（上海の4才のH7N9鳥フル患者は、快復し退院）（新华网｜4/10）

北京市に住む姚ちゃん（7才・女）は、4月11日午前に発熱や咳、喉の痛みや頭痛を訴え、すぐに地域の病院で診察を受けた。
11日午後１時に肺部感染と診断され入院し、集中治療室で治療を受けている。そして、13日には体温が40度から37度に下がり、14日には食欲も戻り、快復している。
北京确诊首例人感染H7N9病例 患者为7岁女童（北京市は、初めてのH7N9鳥フル感染者を確認。7才女児）（北京市卫生局・凤凰网｜4/13）
15日には集中治療室（ICU）から一般病室にうつり、3日ほど様子を見た後に退院できるだろうと、担当医師は話している。
北京首例感染H7N9女童转入普通病房 明后天或可出院（北京のはじめてのH7N9鳥フル患者の女児が普通病室に移る。明日以降に退院できるかもしれない）（中国广播网｜4/15）

ーー（追記）ーーーーーーーー
集中治療室から普通病室に移る時の、高精細な写真が公開されています。（写真5枚）
北京首例H7N9患者病走出ICU病房 转入普通病房（凤凰网）

元気そうだー　( ´ ▽ ` )　

ーー（追記ここまで）ーーーー

北京で確認された、2人目のH7N9鳥フル感染者の竹くん（4才・男）は、最初の感染者の同業者とその関係者の検査で陽性と確認された例であり、発熱や咳など症状は出ていない。
北京再确认一名4岁男童携带H7N9病毒 无临床症状（北京市卫生局・凤凰网｜4/15）
発症しないまま完全に治癒するのではないだろうか。

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今回の、H7N9鳥インフルエンザでは、高齢者の発症例が多い。
発症した後、数日たって病院に行っているが、発症後3〜5日と極めて短期間に、重篤な肺炎となっていると診断された例も多い。

発熱や咳、喉の痛みなどインフルエンザを疑う症状が出たら、早期に病院に行って診察を受け、早期に治療を受けることが極めて重要だ。

特に子供の場合は、中国の2例から快復する可能性は高いことが分かっている。

早期に診察を受け、早期に治療を受けることが重要だ。

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