【H7N9鳥インフル】感染者の年齢層 2013年前半の流行とこの冬の流行を比較してみた
中国で、毎日のように感染者が発表されているH7N9鳥インフルエンザ。
この秋~冬の感染者数が、2013年前半の流行時とほぼ同じ人数になったので、その年齢層を比較してみました。
2014年1月30日発表分まで。
国立感染症研究所(NIH)の資料と、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の資料をベースに、1月27日から30日までの感染者はwikipedia日本語版の情報を中国での発表と報道で検証して作成。

2013年前半は、2013年9月まで。サンプル数は129人。(*1)
この秋〜冬(2013年−2014年)は、2013年10月から2014年1月30日発表の分まで。サンプル数は135人。(*2)
この人数だと細かく書いても仕方ないので、ざっくりと書いていきます。
10歳未満と、80才以上の高齢者の減少が目立ちます。
両親や家族、本人が、衛生面で注意をした結果ではないでしょうか。
30才代が増加傾向にあります(約4割増し)。
50才代もやや増加(約3割増し)。
40才代も同じ割合で増加(4割強増し)しているのですが、何より、30代や50代に比べて感染者が少ない。
中国の人口構成(参照)を加味すると、むしろ40才代は多めになっていてもいいと思うのですが・・・
謎です。
【H7N9鳥インフル】30才代の感染者が増加傾向 ウイルスの感染力が強くなってきたのか?: メモノメモ
この、1月16日の記事を書いた後、高齢の感染者が増えた感じだったので、以前ほど30代の感染者の増加は目立たなくなっています。
今年のこれまでの感染者の半分が浙江省であり、浙江省では、汚染地域が拡大する傾向にある(新华网)ので、農村部での確認例が増えたためかもしれません。
国立感染症研究所
鳥インフルエンザA(H7N9)感染症(pdf)
欧州疾病予防管理センター(ECDC)
UPDATED RAPID RISK ASSESSMENT
Human infection with a novel avian influenza A(H7N9) virus, China (Third update, 27 January 2014) (pdf)
H7N9新型インフルエンザの流行 (2013年) - Wikipedia
(1月28日の感染者3人が、30日にも重複して載っているので注意。(記事公開時点))
(参考:Twitter / pelicanmemo: 浙江省で、新たなH7N9鳥フル感染者3人(1/29発表)。赵某37才男性 ...)
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(*1)2013年前半の感染者数は、国立感染症研究所の資料のグラフを元にした。
年齢不明の感染者がいるので、感染者総数とは違う。
この資料には、10月17日と10月23日に確認された感染者が含まれているので、この2人は差し引いた。
(*2)ECDCの資料は、2014年1月27日までの感染者(n=251)が元だが、27日発表の中の5人は年齢性別が未確認なので年齢別感染者のグラフ(n=246)には含まない、と書かれている。
1月27日発表の8人のうちのどの5人か分からない。中国メディアは8人の年齢も報道しているが、ECDCの資料は、中国メディア英語版の情報も元にしているようだ。浙江や江蘇に比べて詳しい発表をしている広東省の3人(31才女性、41才女性、42才女性)の性別年齢が確認されていると仮定した。
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