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2014年1月28日 (火)

【H7N9鳥インフル】中国国家衛計委:診療指針(2014年版)発布 潜伏期間が3〜4日に短縮

201401h7n9flu301

H7N9の予防
出来るだけ、生きた鳥との接触を避ける
鳥を屠殺したら、なるべく早く手を洗う
高齢者は特に注意
人民日報微博

・・・中国らしいなあ(´ ・ω・`)


中国の、今年に入ってからの感染者が一気に増加した、鳥インフルエンザ(A/H7N9)。
2013年春の流行時は、2月中旬には感染者が出ていた。潜伏期間は7日以内だったので2月上旬に感染したのだろう。その後、昨年3月末から患者が急増し、昨年の感染者数は約140人。今年はすでに100人を超えている。

そんな中、中国国家衛生・計画出産委員会(国家卫生计生委)が1月26日に、ヒト感染H7N9鳥インフルエンザ診療指針(2014年版)(人感染H7N9禽流感诊疗方案(2014年版))を公布した。


国家卫生计生委办公厅关于印发人感染H7N9禽流感诊疗方案(2014年版)的通知(中华人民共和国国家卫生和计划生育委员会)


日本メディアの報道ではもっぱら「人から人への感染の可能性」に注目しているようだ。その中では、産経新聞が一番適切な表現を使っていると思う。

診療指針は、「持続的な人・人感染の証拠はまだない」としながらも、「限定的で非持続的な人・人感染を排除しない」と指摘。感染者の大半は家(か)禽(きん)との接触など個別のケースだとする一方で、家庭内でまとまって感染した事例を挙げた。
中国で広がるH7N9型、「人・人感染」の可能性「排除しない」 衛生当局(1/27|MSN産経)

この事は、うちでは以前から書いてきたことなので、それはともかく・・・、H7N9鳥フル感染者の臨床情報でちょっと気になる部分があった。


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H7N9鳥フル感染者の臨床情報で気になる部分があった。

2013年のH7N9診療指針では「潜伏期間は7日以内」だったのが、2014年版では「潜伏期間は、3〜4日」と修正されている。

临床表现
根据流感的潜伏期及现有H7N9禽流感病毒感染病例的调查结果,潜伏期一般为7天以内。(2013年第2版)
 ↓
根据流感的潜伏期及现有人感染H7N9禽流感病例的调查结果,潜伏期一般为3~4天。(2014年版)

これに合わせて、H7N9感染者と密接に接触した人の、隔離と医学的観察の期間も4日に短縮された。(中新网

重症患者が重度の肺炎に至るまでの日数も、「5〜7日」だったのが「3〜7日」と修正されている。

参考:2013年第2版
人感染H7N9禽流感诊疗方案(2013年第2版)印发(卫生和计划生育委员会网, 中国政府网)


感染者の状況をより正確に知る事が出来た結果の修正なら良いのだが・・・、H7N9ウイルスが、ヒトの体内で増殖しやすくなるような変化を起こしてはいないだろうか? 続報を待ちたい。

関連記事:【H7N9鳥インフル】30才代の感染者が増加傾向 ウイルスの感染力が強くなってきたのか?: メモノメモ




さらに、ハイリスク群(感染リスクが高い人)の表現も変わっていた。

2013年版では「発病前1週間以内に鳥類と接触した者、例えば家禽の飼育、販売、屠殺、加工業等の人員」だったが、2014年版では「発病前1週間以内に鳥類と接触した者、あるいは"生きた家禽"市場の者、特に高齢者」と修正された。
今になって「特に高齢者」もハイリスクと正式発表するのは遅いと思うけど、こんなものだろう。現場レベルではずっと指摘され、注意されてきたことだ。


"生きた家禽"市場(活禽市场)は、"生きた家禽"との接触がない感染者の調査結果から、"生きた家禽"卸し売り市場だけでなく、"生きた家禽"を扱う店がある市場(ウェットマーケット)を差していると考えられる。

この事も、昨年から在中国大使館や領事館で、在留邦人や旅行者に対して積極的に注意を即している。
在広州日本国総領事館


さらに、そういう市場に入り込まないだけでなく、27日夜のNHKニュースウォッチ9などでも報道された、"生きた家禽"の「ヤミ売買の現場」にも近づかないように注意をするべきだろう。

中国、鳥インフル再流行懸念 感染者200人に迫る 「生きた鳥」ヤミ売買後絶たず(1/17|MSN産経)

人感染H7N9潜伏期缩至三四天 诊疗方案发布(1/27|中新网)


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