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2014年3月28日 (金)

二酸化塩素を使った空間除菌グッズ 消費者庁が景品表示法に基づき措置命令

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空間除菌グッズは「根拠なし」(NHK)

消費者庁は、本日、二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうするグッズ(以下「空間除菌グッズ」という。)を販売する事業者17社(以下「17社」という。)に 対し、景品表示法第6条の規定に基づき、措置命令(別添1~17参照)を行いま した。 17社が、自社ウェブサイト等において行った空間除菌グッズの表示について、 景品表示法に違反する行為(表示を裏付ける合理的根拠が示されず、同法第1項第 1号(優良誤認)に該当(17社)及び同項第2号(有利誤認)に該当(1社)) が認められました。
(太字・下線は管理人による)
二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうするグッズ販売業者17社に対する景品表示法に基づく措置命令について(pdf)(消費者庁)


「やっときたか」という感慨、まだ「広告への、景品表示法の規定に基づいた措置命令か」という残念感、そして、二酸化塩素ガスによる除菌やウイルス除去、消臭が短絡的に「エセ科学扱いされないだろうか?」と危惧した。

製造業者や販売業者の広告については、これまでにも書いてきたとおり。「雑貨」なので業者の知識と判断力とモラル次第。
NHKの記事タイトル「空間除菌グッズは「根拠なし」」は、「空間除菌グッズの広告には十分な「根拠なし」」が適切だろう。記事をもとに「二酸化塩素には効果なし」と言うコメントも多々見かけた。(*)
(以下、消費者庁の発表を踏襲して「空間除菌グッズ」という用語を使う)


重要なのは、二酸化塩素ガスの濃度とその濃度のコントロールであり、空間除菌グッズの使用環境での効果の評価と、その安全性・危険性の研究がもっと行われる事だと考えている。

空間除菌グッズのガス濃度でどれほどの効果があるのか、使い方でどう変わるか、効果的な使い方はどうか、低濃度・長期間暴露による安全性・危険性はどうか研究が行われるべきだろう。


新たな感染症が流行するリスクは年々高くなっている。
日本ではこの冬、2009年に世界的流行となった新型のH1N1亜型インフルエンザが流行した。H7N9型鳥インフルエンザは、昨年に続き今年も中国で猛威を振るっている。
そんな中、「空間除菌」という感染症対策の考え方はとても面白いと思うし、冷静に、科学的に研究し評価をするに値する。
ダメな業者は淘汰されてほしいが、この分野が萎縮はせず賢く生き残ってほしいものだ。


空間除菌グッズに限らず、広告表示を鵜呑みにせず自分なりにリスク評価して、使うか使わないか考える必要がある。
個人的には、据え置き型は「消臭目当てで、除菌等の効果が出ればラッキー♪」でこれからも使うけど、携帯型は使う気にはならないなー (´ ・ω・`)


(*)米国での炭疽菌テロ事件の後、汚染された建物の燻蒸消毒に二酸化塩素が使われている(wikipedia)。ただし濃度がケタ違い(数万倍)なので、空間除菌グッズとは大して関係ない。

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うちのブログでは、いわゆる空間除菌グッズについて、いくつも紹介記事や濃度の安全性・危険性、広告表現の問題点について、複数の記事を書いてきました。最初に書いた記事は2009年11月で、これまで10以上も記事を書いていた(自分でもびっくりw)

その間も雨後の筍のごとく様々な類似製品が出ている。毎年新たな製品名が出てくるようだ。

何度も書いてきたように、空間除菌グッズは「医薬品」「医薬部外品」ではなく「雑貨」なので、参入のハードルが低い。性能や安全性・危険性の評価や、広告での表現は、製造者や販売者の知識と判断力とモラル次第。

規制がかなり弱いので、その「雑貨」の性能と安全性を過剰に宣伝しやすく、同業他社が増えたことで、どこかで見たようなコピーが氾濫している。特にネット通販業者による オーバートークが繰り広げられている(現在進行形)。
そのような広告にノせられるのは危険だと感じてきた人も多いことだろう(・・・そう期待したい)。

製品名を晒すのは自粛するが、ドラッグストアでも店頭販売している製品の中には、製品本体だけでなく、メーカーのウェブサイトの製品情報にも、何一つ、除菌やウイルス除去をする合理的な根拠を掲示していないものまである。
「そんな製品を買うなよ」と思うが、売れているらしい。

そんな業者と製品が淘汰されていき、適切な広告表示と、効果の合理的な証明と安全性・危険性の研究が行われ、消費者へ分かりやすい形で提示されることを期待したい。




過去記事(まとめ記事を除く。基本的には、新→古い記事)

こいつ、なんでこんなにガンバってんの? (ノ∀`) テヘ


「二酸化塩素を使った、首から下げるタイプの除菌用品」3製品で「中等度の刺激性」、化学やけどなど。国民生活センター発表。: メモノメモ

二酸化塩素による空間除菌・身につける製品のメーカーの対応、安全性の説明をまとめてみた: メモノメモ
「二酸化塩素による除菌をうたった商品(身につけるタイプ)」について調べてみた。安全性や使う時の注意など。: メモノメモ

「ウイルスブロッカー」が「空間除菌ブロッカー」に改名?|驚きの「お知らせ」が・・・: メモノメモ
「ウイルスブロッカー」が販売停止中: メモノメモ

二酸化塩素を使った「見えないマスク『ウイルスブロッカー』」の資料を読んでみた: メモノメモ

空気中の細菌・ウィルスと二酸化塩素ガスの効果|クレベリンゲルなど: メモノメモ

大幸薬品(クレベリン)の「インフルエンザ危機、パンデミック対策 二酸化塩素を用いた、強毒型新型インフルエンザ(H5N1)への備え」を読んでみた: メモノメモ

クレベリンゲルのインフルエンザに対する、陸上自衛隊での検証結果: メモノメモ

クレベリン ゲルとその濃度(その2) 国民生活センター「二酸化塩素による除菌をうたった商品」: メモノメモ

インフルエンザ対策。クレベリンとその濃度: メモノメモ


メモ
5年かかって、やっと過剰広告に措置命令か、という気分。
かなり忙しいんだけど、このネタだけは書かねば。

株式会社アクセス『空間除菌ブロッカー CL-M50』は、エンブロイ株式会社が製造した『CL-M50』かな?DeNAが「インフル対策6カ条」を作った時にニュースに出てた、選手に配った奴。



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