中国、南沙諸島で埋め立て | 中国大陸の土砂を使って既成事実化か?
中国が滑走路を建設しているとみられるのはジョンソン南礁(フィリピン名 マビニ礁、中国名 赤瓜礁)。フィリピン国防省によると、中国は今年2月、ジョンソン南礁に大量の土砂を運び込んだことが空や海からの監視活動で確認されたという。フィリピン政府は既に中国に抗議した。
時事ドットコム:中国、南沙諸島に滑走路建設か=土砂や資材搬入と比
中国海警局の曹匹諾(匹诺曹)報道官は六月四日の記者会見で、「赤瓜礁(ジョンソン南礁)は、中国海南省の大陸で採掘し運んだ土砂で築いている、中国の土地である。フィリピンがとやかく言う事ではない(说三道四)谎」と、国際法に基づかない新たな解釈を示した。
日本を例にとり、「日本は沖ノ鳥島で、珊瑚礁を人工物のコンクリートで固めることで領土だと主張している。中国は、中国大陸の自然の土砂を使っている。これだけでも、どちらが正当な領土と見なされるかは明らかである。」と、中国が南シナ海で行っている土木工事は人工海洋構築物ではない事を強調している。
さらに「あの沖ノ鳥島で使われているコンクリートには、中国が輸出した砂が使われているだろう。海警局情報部では六一三九八部隊と連携して、コンクリート原料の土砂の採掘や取引に違法性があったかどうか全力をあげて調査している。」と明かし、もしわずかでも違法性を示す資料が発見された場合は、中国の国内法に従って現物のコンクリートを押収や差し押さえる法的根拠と権利がある事を示唆した。
その法執行活動のために、中国海警局は警備船を沖ノ鳥島へ派遣するだろうと述べた。
曹匹諾報道官は、記者会見を次のようにしめくくった。
「日本は小笠原諸島の西之島を噴火させることで、面積を5倍以上に増やしている。
2011年に人工地震によって大震災を引き起こしておきながら、わずか3年で、再び人工地震を発生させ人工噴火によって領土を拡げるという暴挙に出ている。
いかなる力による一方的な現状変更を行ってはならない。国際社会は“正しい歴史認識”をもとに、日本の領土拡大への執念を思い出すべきである。中国海警局は、地域の平和と安定のため監視活動を続けていく。」
日本政府はコメントを控えている。
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すぐ分かった人もいると思うけど、ネタです。
曹匹諾(匹诺曹)(ピノキオ)報道官は存在しません。そもそも中国海警局に報道官いないし。
たまにこんなの書きたくなります。
退役少将の誰かが「中国大陸から運んだ土砂だから、中国の土地だ」と言い出さないか、期待してます。(笑)
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