中国の「アフリカ豚コレラ」、韓国の空港で、旅行者の荷物の餃子と腸詰めからウイルス検出
(農林水産省)
韓国、農林畜産食品部は8月25日、仁川国際空港で、中国から入境した旅行者が持ち込んだ豚加工食品(餃子とスンデ(朝鮮のソーセージ(*))」から、アフリカ豚コレラ のウイルスが検出されたと発表しました。
中国でアジアではじめてアフリカ豚コレラ (ASF (African Swine Fever))が発生したことは、「ついに、ウチの近所にまで延焼してきた!」とイメージしています。
ついに、お向かいの家が燃えはじめてしまい、お隣の家に燃え移りかけていたのを、辛うじて防いだところ。😰
日本の空港でも、水際で食い止めて国内へのウイルスの侵入を防ぐべく、懸命の対策が続けられています。
これには、海外旅行者や訪日観光客だけでなく、その家族や関係者(地元のお土産とか)、個人輸入など、ひろく市民の理解と協力がとても重要となります。
韓国でウイルス検出の25日のニュースは、韓国メディア(日本語版)で詳しい翻訳記事が出て、水際対策の例として伝わると思っていました。しかし、27日の公式発表を日本メディアが伝えるまで出ていません。
日本語での情報が少ないようなので、これについて少し。前回の記事と合わせて、個人的なまとめ兼。
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