イスラム教の大巡礼「ハッジ」が19日に始まります。
サウジアラビアでは、日本から輸入した「仮眠用カプセル (nap pod)を12台導入し、無料で利用できるようにしたそうです。
サウジ、巡礼者に仮眠用カプセルの利用サービス提供へ 日本から輸入 :AFPBB News
AFP日本語版の記事では、「日本から輸入」と書いてありますが、見た目は、どうも中国で話題になっているタイプとよく似ている。内装も見たことがある感じです。
日本の国内産の睡眠・仮眠用のカプセルは、廉価に済ませるためか、外見も内装もそっけないものが主流だと思います。居住性を良くするなどの、ノウハウができ上がっていて、それに沿った作り方なのかも。
一方、後発組の、中国(深圳)製では、見た目がクールなものも多く作られています。
それでさらに話題となっている。
こういうところ、日本はヘタ。
デザインだけだと、簡単にコピー出来てしまうので、どこの会社の製品か特定は出来ませんが、
あちこちの仕様から、もしかしたら、深圳鵬恒の製品かもしれません。
深圳鹏恒太空舱酒店设备有限公司
なお、AFP英語版では、「Japan-inspired 'nap pods'」というタイトルになっています。
日本の貿易業者が受注して、中国深圳に発注して、そのままサウジに納品したのかも。それなら、価格が1個1114ドル(約12万円)前後という安さも、納得できます。
Saudi Arabia tests Japan-inspired 'nap pods' for hajj | AFP.com